カリスマのクリスマス




 クリスマスが特別な日であることは、景時にも良くわかっていた。昨年、こちらの世界に来たばかりのときは、望美が家にケーキを持ってきてくれて、有川兄弟もやってきて、皆でパーティーというのをやった。その帰り際、将臣が景時に『来年は昼間でもいいから望美と二人の時間を作れよ』と言ったのだ。それは言われなくても、デートの時間はいつだって作るつもりだけれど、と思ったのだが、そうではなくて、クリスマスにちゃんと時間を作るのが大切なことらしい。それはこの一年の間に景時も十分に学習したことなのだった。
 ところが、昨年と景時の状況があまりに変わってしまった。のんびりしていた景時がそのことに気付いたのは、それこそ切羽詰ってからのことだった。


 クリスマス・イヴ。土曜日ということもあって、望美は景時の家にやってきていた。朔と二人で夕方前からキッチンに立っている。朔や譲のおかげで、この一年、望美の料理の腕は人並み程度には上達していた。とりあえず、目玉焼きは爆発させずに焼くことができるようになったし、魚も真っ黒にせずに焼くことができるし、米も炊くことができるし、味噌汁もなんとかなるようになった。……つまり、朔の手伝いを邪魔にならずにこなすことができるようになっていた。そして、朔以上に景時の好みに詳しくもなっていた。
「ねー、朔。卵焼きはちょっと甘めでー、お煮しめはこんなものかな」
 クリスマスというのに、作っているのは純和食。もちろん、景時の好みだ。洋食も好きで良く食べはするものの、やっぱり馴染んだ味が一番しっくりくるらしくて、和食好きなのは変わらなかった。
「うーん、そうね。もう少しお醤油足して、味醂足して」
 さっと朔が望美が差し出した出汁を味見してから、調味料を足す。望美はそれを真剣に見ている。朔が味を調えてから、望美は自分もそれを味見した。料理は経験と舌で覚えるに限るということも学んだのだ。
「景時さん、早く帰れるといいのにね」
「どうかしらね。特番って長くかかるんじゃないのかしら」
 朔はあまり期待したふうでもない。望美は少し残念そうに「やっぱり、そうかなあ」とは呟いたものの、明日が日曜なので今日は朔のところにお泊り! と決めてきたので、いつもほど焦る様子はない。それでもせっかく作った料理を一緒に食べられないとつまらないなあと、小さな溜息が出るのはいたしかたなかった。


「それじゃあ、休憩入りマース!」
スタジオにADの声が響く。景時は溜息をついてテーブルにつっぷした。
(休憩いらないから早く帰ろうよ〜〜〜)
内心の声はもちろん、誰にも聞こえない。スタジオは随分と華やいだ雰囲気で、司会の女性アナウンサーの振袖が中央のステージで翻っている。景時は数十人招かれたパネラーの一人として、4つのチームに分けられ、階段状の席に座らされていた。羽織袴を着せられて先ほどから、なにやらクイズに挑戦させられているのだ。年末年始の特番とかいうやつで。正月に休みを取るためには、年末の間に録り溜めしておきましょう、そうしたら年始しばらくお休みとれますから、とか何とか言われて、深く考えずに頷いたのはいつのことだっただろうか。いつも出ている番組のメインの人たちと一緒に、番組対抗のクイズに出てください、と頼まれて、無理とは言えなかったのだ。
「休憩の後は、常識クイズ歴史編でーす」
 まだ年末も本格的ではないというのに、すっかり正月な振りをしてカメラ目線で『あけましておめでとうございまーす』と一体何度言ったことだろう。ちらりと腕時計で時間を確認し、残りの撮影を考え、帰宅にかかる時間を計算する。どう考えても夕食には遅い時間にしか間に合わない。
(望美ちゃーん……)
 景時はがっくりとうな垂れて望美との電話を思い出していた。『クリスマスは夕食作って待ってますね! お仕事大変だけど頑張ってくださいね』『絶対、早く帰るからね!』……早く帰るからね、という言葉を一体今年、何度言って、それが本当になったことは一体何度あっただろう。きっと望美も内心呆れているに違いない。
(早く終わろうよ〜〜……うーん、どうしたら早く終わるのかな。えーと、なんて言ってたっけ。
 あ、そうだ。20問づつ5ブロック、100問のクイズって言ってたっけ。
 ということは、早く答えたら早く終わるんじゃないかなっ。
 そうだそうだ、えーと、あと2ブロック40問だよね)
そこでさっきのADの言葉を思い出す。次は常識クイズ歴史ブロックだ。とりあえず、特定の範囲ではあるけれど得意な部分が含まれて炒る。景時は拳をぐっと握り締めた。
(よーし、望美ちゃん、待っててねっ!)


 夕方になって望美は朔と二人で予約していたケーキを受け取りに町へ出た。夕方とはいえ、もう日は落ちて町には街灯が灯っていた。
「わ〜、もう真っ暗だね。さむ〜い」
望美はコートのポケットに手を入れて首を竦めて息を吐く。吐いた息は真っ白だ。
「早く行って早く帰ってきましょう、冷えてしまうわ」
「配達してもらっても良かったね〜」
 そんな風に話しながら二人歩き出す。空を見上げると、一番星がキラキラと輝いている。冬の澄んだ空気は星の輝きを真っ直ぐに伝えてくる。京にいたころ、よく景時も星を見上げていたっけ、と望美はそんなことを思い出した。
 料理は和風のものばかりだけれど、やっぱりクリスマスらしくケーキだけは洋風で。ケーキには予約のおまけでシャンパンもついているはずだ。着々と準備は整っていく。あとは景時が帰ってくるだけだ。


「それでは第6問……鎌倉時代の出来事を表した書物「○○鏡」、さて……」
ぴんぽーん!!
皆まで言う前に解答ランプが光る。
「グリーンチームの梶原さん」
「吾妻鏡!」
「はい、正解でーす。梶原さん、6問立て続けに正解です。すごいですね〜」
 さきほどまでのだるだるな雰囲気とは打って変わってやる気満々な景時がそこにはいた。とにかく早く収録を終わらせたい。そのためには早く正解するに限る。そう気付いたために、休憩後からは自分の知識を総動員していたのだ。
「すごいですね〜、実は歴史にも詳しいんですか? 梶原さんの意外な一面って感じですね」
 アシスタントの女性アナウンサーがニコニコ語りかけてくるのに、景時は身体を乗り出して頷くだけだ。盛り上げトークも今の景時には邪魔なものでしかない。すっかり鼻息荒い景時に、周りのタレントも少し引き気味だが本人は気付かない。
「それでは第7問……アメリカ大陸を発見した……」
ぴんぽーん!!
「またまた梶原さーん」
「ころんぶす!」
ぴんぽんぴんぽんぴんぽん〜
「次に第8問……」
ぴんぽーん!
「梶原さん〜梶原さん〜」
ADがステージ中央に上がってきて手を振る。景時は何事だろうと目を丸くする。ADは困った顔で景時の席を見上げて溜息をつきつつ言う。
「梶原さーん、張り切るのはいいんですけど、ちょっと空気読んでくださーい。他の人にも答えさせてくださいよ。
 ここ、梶原さんだけのコーナーじゃないんですから〜」
「あ、はい……すみません」
周囲から軽い笑い声があがる。もちろん、本人はそんなことは全く意に介していない。むしろ、それではどれくらいの割合でなら答えていいものだろうか、と考えていたりする。3問に1回くらい? 4問に1回くらい? 誰かが間違ったら押してもいいかな? いつもの番組コーナーと違って、どうやらこうした番組にはなかなか面倒な約束ごとがあるらしい、と景時は気付いたのだった。


「望美、兄上は帰ってきそうもないわ。先に食べてしまいましょう」
 朔が時計を見上げてそう言う。望美はテーブルに肘をついて「うん……」と溜息をついた。
「朔は食べて。私、もうちょっと待ってみるから」
「望美。だって、もう9時よ? せっかくのお料理も冷めちゃうじゃないの」
「でも、景時さんはお仕事頑張っているんだし……」
「こんな日に仕事を入れるような人は知りません」
「だって、景時さんの仕事は不規則だし。自分の都合ではなんともできないんだから仕方ないもん」
「……ほんとに、望美ったら」
朔は困ったように笑った。望美はそんな朔を見てごめんね、と小さく手を合わせる。
「わかったわ、私ももう少しだけ待つわ。あと30分待って帰ってこなかったら食べるわね」
「うん」
「ケーキだけは、仕方ないから待っていることにするわ」


何故か歴史クイズは第5問からやり直しになってしまっていた。景時には理解できないことばかりだ。
(おかしい……早くたくさん答えたら早く終わるんじゃないの?)
再び、だるだるな雰囲気に戻りかけた景時だが、なんとかして早く帰るための努力は惜しむまいと、3問に1回、2問に1回、4問に1回とバリエーションをつけつつ解答ボタンを押していた。
「梶原さん、すごい追い上げです。グリーンチーム、ここへ来て逆転のチャンスですね〜」
「個人成績でも良いところへつけていますよ!」
「美味しいとこ持ってくんじゃないよ、カリスマ主夫〜!」
司会やアシスタントや、他の出演者がそんな合いの手を入れてくるが、景時の耳には聞こえない。
「はい、次の問題行きましょうよ、ね?!」
と催促するばかりだ。それがまた「梶原さんってば、すごい張り切りっぷりですね〜」と笑いを誘う。
(だいたいさあ、なんで2時間番組なのに収録にはその3倍ちかくかかっちゃうんだ〜? 残りの時間ってどうなっちゃうの?)
2時間番組が2時間で収録できれば、どんなにいいだろうと景時は思わずにはいられなかった。
「それでは、歴史クイズ最後の1問です!」
(よしっ! この1問が終わったら、あと1ブロック20問でおしまいだー!)
景時は時計を見て、もう望美も朔も夕食は食べてしまっただろうなあ、と思いつつも、せめて日付が変わるまでには帰れそうだと息を吐いた。


「ただいまー」
日付があと30分ほどで変わりそうな時間になって、やっと景時は帰ってきた。
「お帰りなさい、景時さん! お仕事ご苦労さまです」
途端に、望美が笑顔で景時を出迎える。景時も望美を見つめて疲れた顔にほっとしたような笑みを浮かべた。
「望美ちゃん。遅くなってごめんね〜」
コートを脱ぎながら言う景時に望美はキッチンへ向かいながら
「何言ってるんですか、お仕事なのに。景時さんこそ、ほんとに遅くまでご苦労様!
 今すぐにご飯、あっためますね。
 もう遅くなっちゃったから、軽いものの方がいいかなあ、
 食べてすぐ寝るんじゃ身体に悪いですよね」
「明日は休みだから、その、夜更かししたって大丈夫だから……
 その、望美ちゃんの作ってくれたもの食べたいな。
 それに、望美ちゃんが眠くなかったら、でいいんだけど、
 せっかくだし、話したいっていうか……」
「わかりました、それじゃ、でもやっぱり、量は控えめにしておきますね。
 明日食べたらいいから」
ケーキもありますしね、と望美が言った。そこへ朔も部屋から出てくる。
「兄上、お帰りなさいませ」
「朔も、ごめんね〜遅くなっちゃって……」
「私はもう先にいただいてしまいましたわ。望美に謝ってくださいませ」
ええ〜? と思いつつ景時がリビングのテーブルに向かうと、用意された食器は二組。
「望美ちゃん、もしかして……」
「だって、景時さんと一緒に食べたかったから……」
「ごめんね、ほんとに待たせちゃって」
「もう! いいんですってば。私が待ちたくて、待っていたんです」
「望美、あとは私がやって持って行くから、あなたは兄上と一緒に、先に食べはじめなさいな」
 朔がそう言って望美の手から温めなおす料理を受け取る。望美はありがたくその申し出を受けると、景時と向かい合わせにテーブルについた。
「クリスマスなのに、全然それっぽくない料理ですけど」
「ううん! いいんだ、オレこそ、本当だったらお洒落なレストランとかに連れていってあげられたらいいのに」
「もう! そんなのいいの」
二人してそんなことを言い合って、笑いあう。一緒に食事を取っている最中、時計を見た景時は少し慌てて立ち上がった。
「景時さん?」
さっき自分が脱いだコートのところへ行き、ポケットに手をつっこんで何かを取り出す。
「な、なんとか今日中に間に合ったみたい! え、と。クリスマスプレゼント……」
そっと望美に向かって小さな箱を差し出すと、景時は赤くなった顔を俯けて、手を膝の上に置いて畏まった。食べている途中だった望美も箸を置いて、その箱を受け取る。
「ありがとうございます、景時さん……あの、あのね、私もあるんです」
そっとテーブルの下から包みを取り上げて差し出す。
「えっと、食べ終わってからって思っていたんですけど、確かに食べ終わってからだと今日が終わっちゃいそう」
「あのっ、あの、うん、ありがとう」
 景時も照れた表情のまま、望美から包みを受け取る。お互い、せっかくプレゼントを貰ったので食べている途中だったというのに、そのまま横に置くこともできずに、顔を見合わせると、頷きあってそれぞれのプレゼントを開け始めた。
「わ〜……すっごく、すてき……」
 望美に送られたのはペンダント。ピンクサファイアのペンダントトップが桜の花のようにあしらわれている。チェーンはプラチナだろうか。
「えと、オレ、石のこととか良くわからなくて、でも、それは可愛いなあって思って、望美ちゃんに似合いそうだなって思ったから……
 ほ、本当はっ、指輪がって思ったんだけど、その、それは次っていうか、ちゃんと決めてっていうか」
 景時の言うことがわかって、望美も少し赤くなると、「いえ、その、ペンダント嬉しいです」といいながら、何度も何度も頷いた。
一方、景時の方はというと、あったかそうな内側がフリース仕立ての手袋にマフラー。
「景時さん、お仕事行くの寒いし。本当は手編みができたらいいんだけど、不器用で編めないから……」
「ううんっ! 嬉しいよ。すごくあったかそうだし、絶対、今度からしていくよ。
 望美ちゃんから貰ったものを身につけていけるって、望美ちゃんが一緒に居てくれるみたいですごく嬉しいよ」
えへへ、と望美が照れたような嬉しげな顔になる。望美は貰ったペンダントを早速つけてみると
「似合います?」
と笑ってみせる。景時は言葉も出ずにただ何度も頷いた。それから
「……手袋はめてはご飯食べづらいよね……」
と少し残念そうに呟いたのだった。そして食事を再開させると、朔が温めなおした料理を持ってやってくる。
「「朔! 朔にもクリスマスプレゼント!」」
景時と望美が同時に声を挙げ、朔は笑いながら答えた。
「はいはい、私からも二人にありましてよ」


 ケーキは3人で分け合って食べ、それから朔は先に休むと部屋へ戻っていった。その前に、望美に聞こえないように景時だけに
「兄上、望美は必ず客間で寝させなさいませ。ご自分の部屋へ連れ込んだりなさったら……
 わかってらっしゃいますわね?」
と怖い顔で言い聞かせる。
「さ……朔〜、オレってそんな、その、信用ない??」
「……よもやとは思いますけれど、殿方のことですから」
 妹の台詞に、確かに自分の理性の在り処を確かめつつも、景時は「望美ちゃんのことは、本当に大切にしたいし、きちんとしたいから」と真面目に答えた。朔はじっと兄の顔を見つめ、頷くと自室へと引き取ったのだった。
 居間のソファに景時と望美は隣り合って座り、とりとめもなく話をしていた。なんとなく、景時の肩に頭をもたれさせて、望美は眠くなりそうなのを追い払おうとしている。景時もおなかが膨れて気分がよくて、望美の暖かさが心地よくてふわふわした心持になってしまう。
「景時さん、今日の番組っていつ放送なんですか?」
「えーとね……1月の……5日だったかなあ? お昼からの番組らしいんだけど」
「へ〜5日だったら、お昼からでも学校まだ始まってないから見れるかも! クイズ番組でしたっけ」
「うん、そうそう。もうねえ、問題が100問もあってさ〜終わんなくって。答えたら怒られちゃうしさあ」
「怒られちゃうの?」
驚いたように望美が景時の顔を見上げる。景時はちょっとしまった、というような顔をした。
「えーと、うん。ほら、オレばっかり答えちゃうとさ、オレのワンマンショーみたいになっちゃうじゃない?
 皆、そんな、オレがいっぱい答えるなんて思ってないからさ〜」
「え〜、景時さんがいっぱい画面に映るのっていいじゃない、ねえ!?」
望美が膨れっ面になるのに、景時は思わず笑ってしまう。
「だって、他の人たちだって、テレビにたくさん映るために番組に出てるんだしさ。
 オレは、別に自分が映らなくても、その、収録が早く終わって、早く帰れたらいいな〜って思ってるだけだし」
望美が不思議そうな顔になる。たくさん答えることと、収録が早く終わることが良くわからないらしい。
「えーとね、ほら、問題が100問って決まってるからさ、早く正解して早く問題こなしたら、早く収録が終わるかなって思って」
「だから、たくさん答えたの?」
「……うん、そう」
恥ずかしそうに景時が頬をかくのに、望美は嬉しそうな笑顔になる。
「でもでも、そう思ってたくさん答えられるんだもの、やっぱり景時さん、すごいじゃないですか」
「でも、ちょっと怒られちゃったし」
「もう、そんなのいいんですよう。だって、だから、イヴに間に合う時間に帰ってこれたんじゃないですか」
そのために頑張ってくれたなんてすごく嬉しいです、と望美は景時に甘えるように頬を擦り寄せた。景時もその細い肩をそっと抱きしめる。どんなに空回りしたと思っても、失敗したかもと思っても、望美がそれを受け止めてくれたら、それで良かったんだと思えるから不思議だ。
「ね、ね、それで景時さん、成績はどうだったんですか?」
「…………えーと、ね」
しかし、望美のその質問にだけは、景時は言葉を濁してしまったのだった。


もちろん、放映日になればそんなことは隠していたところでわかってしまうもので。正月休みを満喫していた景時は、自宅で、望美と一緒にその番組を見ることになる。


『それでは、なんと後半、すごい追い上げを見せてトップ賞に輝いたのはなんと!!
 カリスマ主夫の梶原景時さんです! 梶原さん、おめでとうございます!』
『梶原さん、それでは喜びの声をどうぞ〜!』
スタジオ全体から拍手が起こる。カメラがず〜っと景時に向かって寄っていき、ズームされていく。当の景時はすっかりそわそわした様子で、目が泳いでいる。
『梶原さ〜ん』
ここで番組の終わりのテロップが流れ始め、景時が叫んだのが終わりの音楽と重なった。
『急いで帰るからね〜! 絶対今日中に帰るから、待っててね! ごめんね!』

10日以上も遅れて、クリスマスイヴのメッセージが望美の元に届いたのは年も明けてのこととなったのである。





カリスマ主夫は年末年始と忙しそうな気がします。
そして、望美が帰るときには、景時と朔から
有川兄弟へのクリスマスプレゼントが言付けされるような気がします。



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